子供のいびきは大丈夫?

子供のいびきは本当に大丈夫?

基本的に子供はいびきをかかないものなので、いびきは大人だけの症状だと思っている人も多いかと思いますが、それは間違いです。最近では、子供でもいびきをかく子が増えてきているようです。それでは、子供がいびきをかく場合に何か心配しなくてはいけないことはあるのでしょうか。まず、子供がいびきをかく原因ですが、ほとんどの場合、鼻詰まりか、扁桃肥大が原因のようです。子供は大人のように気道が発達していないため、気道が狭くなっています。いびきの原因となるこの気道が狭いために、いびきをかくという症状に繋がりやすくなってしまうのです。いびきをかくようになると、夜、熟睡することが出来なくなり、昼間ボーッとすることが多くなります。集中力の低下や運動能力の低下、さらには、落ち着きがなくなるなど、弊害がとても多くなるでしょう。また、一定時間無呼吸が続くような睡眠時無呼吸症候群であった場合には、発育不良や知能低下などの原因になってしまうこともあります。この場合には、早期発見がとても重要となってきますので、いびきをかいている場合はその間隔などに気をつけてみてあげるようにしてください。扁桃肥大が原因のいびきの場合には、手術により切ることも可能ですから、ぜひ検討してみるといいでしょう。手術することにより、いびきの症状が無くなれば、今までのいびきによる弊害が劇的に改善されます。どちらにしても、もし、子供がいびきをかくようになったら、何らかの疾患が原因の場合が多いので、耳鼻咽喉科や小児科を受診するようにしてください。